アルミニウムによるアレルギー対策には入院治療

従来、アルミニウムは金属アレルギーが起こりにくい物質と考えられてきましたが、現在ではアルミニウムでも金属アレルギーが発生することが報告されています。金属アレルギー対策としては、アレルゲンとなる金属に接触しないことが一番良い方法なのですが、一般的に金属アレルギーになり易いとされるニッケルやクロム、或いは虫歯治療に使われていたアマルガムやパラジウムなどと異なり、アルミニウムの金属アレルギー対策が難しい点は、日常生活の至る所に存在することです。
例えば住宅などの窓の多くはアルミサッシになっていますし、自動車や電車、バスと言った交通機関でも、近年では軽量化のためにアルミ合金が多く使用されています。そのため、日常生活で接触する機会が多く、アレルギーによる症状が発症しやすくなります。
このようなアルミニウムによるアレルギー対策には、アレルゲンを特定する検査と、入院治療を受けることが一番の方法です。金属アレルギーで最も一般的に用いられる検査方法はパッチテストですが、それ以外にも毛髪や唾液に含まれている金属の検査やリンパ球の検査を行います。検査結果によりアレルゲンとなる金属が判明すれば、その金属を体の中から除去する治療が行われます。
金属アレルギーは、アレルゲンとなる金属と接触したり、その微粒子などが体内に取り込まれ、タンパク質と結びついてアレルゲンとなることにより発症します。従って、その治療法としては先ずアレルゲンであるアルミニウムを体内から除去し、その後アレルゲンとなる金属と接触しないようにすることになります。
体内のアルミニウムを除去するためには、入院して点滴を用いた治療を行います。点滴によって、体内に蓄積されたアルミニウムを排除する治療を行います。この時注意すべきは、入院治療なので費用が高いため、健康保険が適用できるかどうか確認することです。

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