アトピー性皮膚炎の症状と治療方法

アトピー性皮膚炎は、アレルギーを起こしやすい体質の人に多くみられるかゆみを伴う湿疹などの症状を繰り返す病気です。特にわきの下やひじの内側、ももの付け根、ひざの裏などの皮膚の薄い所に起きやすい傾向があります。
何しろかゆみを伴うため耐えられず掻き壊すことでかさぶたとなり、副次的にかゆみが伴うことでさらに悪化することがあります。このような症状を繰り返し発症するため、常に皮膚が荒れた状態になります。目の周りや口の周りなどの顔や首にも発症することもあります。
アトピー性皮膚炎は乳幼児特有の病気だと言われていました。成人するまでには治るとされています。実際には治らないことや一度治っても再発することもあります。アレルギーを起こしやすい体質の人がなるため、花粉症や喘息、アレルギー性鼻炎になっていることが多くあります。

アトピー性皮膚炎にならないために注意すること

アトピー性皮膚炎になった時には症状を悪化させないためにも環境や生活に注意が必要です。体の免疫機能が影響するため、生活習慣が症状に大きく影響します。そのため暴飲暴食を避けてバランスのとれた食事を取るように注意します。また特定の食材にアレルギーがある場合には、その食材を極力取らないように注意しましょう。また腸内環境を改善することで寛解に向かうことがあるので積極的に乳酸菌などを摂取して善玉菌を増やすように心がけます。そしてストレスを溜めないようにして、しっかりとした質の良い睡眠をとるようにしましょう。
また、乾燥しているところや埃の多いところも皮膚を荒れさせる原因になりアトピー性皮膚炎も悪化することになります。適度な湿度を保つように室内を調整します。また、自分の汗に反応してかゆみが強まることもあります。汗をかいたらすぐに拭くことで予防できます。根本的に治すためには薬を使った治療が効果的です。

アトピー性皮膚炎の治療は抗ヒスタミン薬!

アトピー性皮膚炎の治療は抗ヒスタミン薬で行います。皮膚の治療には外用薬が効果的ですが、抗ヒスタミン薬を服用することでアレルギー反応を抑える効果作用があります。主な成分としてはセチリジン塩酸塩になります。ヒスタミン受容体をブロックしてアレルギー症状を緩和する効果作用があります。ただし、あくまで対処療法なのでアレルギーの原因を根治することはできません。
セチリジンを成分に含むものにはジルテックの錠剤やドライシロップがあります。ジルテックはアレルギーの症状を持つ方が多く服用しています。副作用としては重度なものはなく、多いものとしては口の渇きや排尿障害などがみられます。抗ヒスタミン薬に多くみられる副作用として眠気がありますが、ジルテックに関しては改良されているため、軽減されています。アルコールと一緒に服用すると副作用の眠気が強く出ることがありますので極力飲酒は避けましょう。
抗ヒスタミン薬は体の内側から改善して治療する薬品です。そのため皮膚に発症している湿疹については効果が期待できません。症状がひどい場合にはステロイドなどの外用薬を併用して、双方から改善していくことになります。服用は1日に1錠、症状がひどい時は2錠まで服用することができます。副作用が少ないとはいえ全くないわけではないので、気になる症状があったら服用をやめて医療機関に相談しましょう。

抗ヒスタミン薬はいつまで服用し続ければいいの?

アトピー性皮膚炎の症状が寛解するまでは抗ヒスタミン薬の服用を続けることになります。原因となるアレルギー物質や体の不調によって繰り返し発生することがありますが、その度に同じように治療を行うことになります。症状がで始めたらなるべく早めに服用を開始すると悪化させる心配がありません。湿疹がひどくなってからだとなかなか改善されずストレスが溜まることでさらに体のバランスを崩すことになります。日ごろの体調管理に注意しましょう。

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